ミニチュア・ダックスを訓練する※「ボスに従う」という犬の習性は有効的か?

犬は家族の一員ですが、飼い主が「お父さん」「お母さん」、あるいは「兄弟」になってはいけません。

犬は本来、群れで行動する動物で、ボスに従って行動する習性があり、だからこそ人間とも上手くやっていけるのです。

飼い主は毅然とした態度で犬と接し、ボスが誰かを教えることが、ダックスを訓練することはもちろん、生活する上で大切です。

訓練で大事なのは「ボスの地位」を守ること

ミニチュア・ダックスのように、狩猟犬を愛玩用に改良された犬種はたくさんいます。

愛玩用に改良を繰り返された犬たちは、とてもフレンドリーで見た目の可愛さ、扱いやすいサイズなどで人気の的。

なのでどれくらい、犬本来の「ボスに従う」という習性が残っているか、分からないのが現実です。

とはいえ、飼い主の心得として、愛犬を溺愛し過ぎたり、擬人化して自分からボスの地位を降りるような行動をしてはいけません。飼い主とは、何があっても信頼できるだのも強い存在で居て欲しいものです。

では実際、どうしたらボスに従うようになるかというと、お互いのコミュニケーションによって自然に生まれるもので、意識したところで上手くいくものではありません。

食事の順番もボスである人間が先?

飼い主がボス、あるいはリーダーであると教えるということばかり気にして、「食事も犬より先にしなけらばいけない」と考える人もいるかもしれませんが

それぞれの家庭には生活リズムがあるので、食事時間まで無理して決める必要はないでしょう。

どちらが先に食事をするかということより、人間の食べ物をその場で犬に与えない、ということの方が重要です。

でないと、もし来客が来た時も、お菓子をねだるような行為をするようになるからです。

犬は日常的に許されてることは、どんな場所でも普段と同じ行動をとるもの。

犬にとって物事の良し悪しの判断は出来ませんから。

遊びのルール

活発なミニチュア・ダックスにとって、タオルの引っ張り合いの遊びはとても大好きで、ストレスの発散にもなります。

この遊びで大事な点は、遊びを終了させるのは必ずボスであること。

しつこく吠えて欲しがっても無視する、片付けようとしたとき唸ったら、「イケナイ」と厳しくしかることも必要です。

この時、唸られたからと言って片付けるのを止めたり、ダックスに奪われたままで終わると、次第に強気になり、タオルを取り上げようとすると威嚇するようになることもあります。

すでにこの時点で、飼い主をボスとみていないことになりますね。

しっかり遊んだ後は、ボスであるあなたがきちんと片付けることが大切です。

愛犬と一緒に寝るのは良くない?

犬と一緒に寝るかどうかに関しては、意見が分かれるところ。

飼い主が犬より上であることを意識するあまり、「一緒に寝てはいけない」とする意見もあることは事実です。

ダックスの平均的な寿命は約14年。

この間に何事もなく過ごせるという保証は、どの家庭にもありませんね。

例えば、飼い主が体調を崩して入院すれば、一時的にペットシッターに面倒を見てもらうかもしれませんし、犬をペットホテルに預けなければいけなくなるかもしれません。

昨日までの習慣がガラッと変わると、犬もパニックに陥ったり、吠え続けて抵抗するかもしれません。犬にはその状況が、理解できないのです。

あまり考えすぎても仕方ないことですが、ある程度の変化が起きるかもしれないことは、心がけておきましょう。

なので、普段から環境の変化に順応できるよう、犬の寝場所はケージかキャリーバックとしておくと、犬にとっても飼い主も安心できるのではないでしょうか。

強くたくましく育てることも、ボスとして犬への愛情ではないでしょうか。

アイコンタクトには「心」が大切

ミニチュア・ダックスはアーモンド形の目をして、とても魅力的です。

犬とのコミュニケションにアイコンタクトは欠かせませんが、興味のあるおもちゃや食べ物で気を引くことではありません。

犬が心から飼い主を信頼し、自発的に「何を言ってrのだろう」と注意を向けること。

これは服従のしつけのなかで、犬が理解できるよう教えていくと、必ず伝わります。おやつや食べ物で誘導すると、それがないと従わない、といった知恵もついてきます。

また犬の個性によっては、何をしても飼い主に注目しない子もいるかもしれません。ですが、アイコンタクトが出来ないからと言って、それ程心配することもありません。

次第に信頼関係ができてくると、犬の方も飼い主の存在を気にしてくるものです。

犬にばかり求めるのではなく、飼い主からも犬に声をかけ、繰り返し行うことにより、愛犬も注目するようになるでしょう。

これが本来のアイコンタクトであり、お互い「心」が大切なのです。

マウンティング行為は止めさせる

ミニチュア・ダックスも生後5か月を過ぎたころから、マウンティング行為をするようになります。

これはオスだけに限らず、同様にメスも行うこともあるようです。

思春期を迎えなんとなくモヤモヤして、持って生きようのない気持ちになるのでしょう。

またマウンティングには、力を誇示する・支配するという意味合いもあります。

家族の中でも弱そうな相手、女性や子どもにしつこくまとわりついて、腕に絡んだりして、放置するとエスカレートしていきます。

またこの時に、変に騒いだりすると余計に、おもしろがってしつこくして付きまといます。これは相手が弱いと見抜いているからですので、きびしくしかるようにしましょう。

雑誌などで床をたたき、大きな音を出して厳しくしかりますが、どんなことがあっても、ダックスの体をたたかないように気をつけましょう。

時々、3~4ヶ月の幼犬でもマウンティングする子もいます。

この場合、あまり厳しくし過ぎても、なんで怒られているのか理解できないので、おもちゃなどであそんで、気を紛らわせるのが良いでしょう。

そうでないと、ダックスにとってトラウマになってしまうかもしれませんから。

まとめ

いかがでしたか?

ミニチュア・ダックスも今では、たとえ飼い主と二人きりでも寂しがらず、上手に一人遊びして留守番も出来ます。

なので現代の犬に「ボスに従って生活する」ようにしつけても、どこまで理解しているのかは疑問が残ります。

ですが、日ごろから面倒を見てくれる飼い主を、自分のボスとして生活するほうが、犬にとっても居心地が良いのではないかと思います。

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