犬の鼻が乾く!その原因と対処法※注意すべきポイントとは?

犬の鼻

「犬の鼻が濡れているのは元気な証拠」というのをよく耳にしますが、実は、犬の鼻はよく乾燥するものなんですよ。

例えば、寝ている時や運動をした後など、生理的な理由で乾きやすくなり、1日の中でも変化が見られます。

ここでは犬の鼻が乾燥する原因と対処法、注意すべきポイントについてまとめました。

犬の鼻が乾く原因は大きく分けて2つあります

いつもヒンヤリ濡れてる犬の鼻ですが、乾く原因には大きく分けて「生理的」と「異変のサイン」の2つがあります。

生理的な原因とは

犬の鼻が乾くのはごく自然なことが多く、体調が悪いわけではありません。

寝ている時

犬はにおいからさまざまな情報を得ています。

鼻が湿っていると、より多くのにおい分子をキャッチしやすいのですが、寝ている時は周囲の情報を嗅ぎ取る必要がありません。

また、犬は外側鼻腺から分泌物を出して体温を調整しますが、快適な温度で寝ているなら、その必要もないので鼻が乾いた状態になります。

元気に運動したあと

外で元気に運動したあと、のどが渇くと一緒に鼻も乾燥しがちになります。

これは犬の鼻を湿らせている分泌液が、からだの水分によって作り出させるからです。

老犬によくある

犬も歳をとると、鼻が乾燥しがちになります。これは人間とよく似た現象ですね。

おもちゃなどに夢中になってる時も

何かあそびやおもちゃなどに夢中になっていると、鼻が乾燥しやすくなります。

これは安心できる環境にあって、においを嗅ぎまわる必要がないからです。

病気などが関係することも

ここからはちょっと、注意が必要。

頻繁に犬の鼻が乾いていたり、他にも気になる症状がないかチェックしてみましょう。

熱があるとき

なんらかの原因で熱が上がると、その熱を放出するための分泌液が足りなくなって、鼻が乾燥することがあります。特に夏の暑い季節に起こりやすいものです。

水分不足

運動の後に水分が不足することがありますが、下痢や嘔吐が原因で水分が足りず、鼻が乾燥したら注意が必要。

犬の様子をみて、心配なら動物病院に行って獣医さんに診てもらいましょう。

かさぶたやひび割れがあったら

犬の鼻はとってもデリケートにできてます。夏の紫外線で日焼けすることも。

犬の鼻にかさぶたやひび割れが見られたり、鼻まわりの皮膚に異常がある時は、早目に病院を受診してください。

犬の鼻は健康のバロメーター

犬の睡眠時間は1日の半分以上、12~18時間程度とされてます。

つまり、健康的な犬なら鼻が乾いてる時間の方が長いことになりますね。

なのに、「犬の鼻が濡れているのは元気な証拠」と言われるようになったのはなぜなのか、不思議です。

とは言え熱があったり、過度に水分不足で鼻が乾燥することもあるので、犬の鼻が濡れているかどうかは、健康のバロメーターになるとも言えるでしょう。

犬の鼻が乾いてる時、家で出来る対処法

犬の鼻は1日の中で、ヒンヤリ湿っていたり温かく乾燥したり、と何度も変化するのが自然です。なので、乾いていても正常な現象です。

ですが何らかの理由で乾燥してたら、まずは2つのことを試してみてください。

水分を補給させる

からだの水分不足が原因かもしれませんので、水を飲むよう促してみましょう。

もし飲んでくらないようなら、水分の多い野菜や果物をおやつとして与えたり、いつものフードに水分を足してみるのも良い方法です。

体温を下げてあげる

からだに熱がこもっていると、鼻が乾燥することがあるので、正常な体温まで下げてあげる必要があります。

涼しい場所に連れて行ったり、クールマットの上に寝かせてみたり、濡らしたタオルを体に掛けてあげるのも良いでしょう。

それでもダメなら病院へ

鼻が乾くだけでなく、他にも下痢や嘔吐、元気がない様子が見られるときは、すぐに動物病院へ行って受診してください。

自己判断で先延ばしにすると、思わぬ事態にならないとも限りません。

犬の鼻が乾くのはごく自然の現象ですが、病気などが原因のこともあります。なので日ごろから、犬の鼻が湿っているかどうか?チェックして、ちょうど良い湿り度を把握しておきましょう。

犬の鼻が濡れているのはなぜ?

まずはそのメカニズムから

犬の鼻は人間と同じように涙腺とつながっていて、鼻の穴の中ではたえず分泌物(涙)を出しています。

なので犬の鼻はこの粘液が元になって、つねに濡れているのです。

もう1つの理由は、犬が自分で鼻を舌でなめて濡らしていることです。それによって、鼻の湿り気を取り戻し、においを嗅ぐのに支障がないようにしているのでしょう。

寝起きに犬が鼻を舐めるのは、ちょうど人間が眠気を覚ますため、顔を洗ってスッキリするような働きがあるのかもしれません。

では次に、犬の鼻が濡れているとどんな機能が働くのかを解説します。

においの分子をキャッチする

空気中には目に見えない、においの元になる微粒子がたくさん漂っています。

これらは呼吸と共に鼻の中に入り込みますが、乾いているより湿っている方が、においの分子をキャッチしやすくなるのです。

ご飯やおやつを食べる前犬が鼻を舐めるのは、臭覚を研ぎ澄まし、どんなおいしいものがでてくるか、分析するためなのかもしれませんね。

体温を下げるため

犬は人間のように汗をかくことがないので、鼻の中で分泌物を出すことにで、体温を下げようとしています。

また鼻で息を吸い込んで、口から吐き出します。これは熱い空気も鼻を通すことで冷やし、体内に取り込んでいるのです。

鼻を湿らせるのは受け継がれた本能

犬の祖先はオオカミだと言われています。

オオカミの優れた臭覚は、獲物を捕らえたり、仲間同士のコミュニケーションにも欠かせない、重要な役割を果たす感覚です。

さらに臭覚は鼻が湿っていることで研ぎ澄まされ、狩りをしたり敵から逃げるためにも常に敏感にして、風向きも知る必要性がありました。

このような本能が、現代の犬にも受け継がれ、鼻を濡らす習性があると言われています。

現代の犬は狩りもしないし、敵から逃げる必要もありません。

その代わりに、大好きな飼い主さんのにおいを確認したり、おいしいものを感知するため、鼻を濡らして臭覚を研ぎ澄ましているのかもしれませんね。

犬の鼻が乾くことはごく自然の現象ですが、角質が正常に作られない症状があると、鼻がカサカサになったり、ひび割れることもあります。

そんな時は犬が舐めても大丈夫な、ハーブのクリームがおすすめです。

【関連記事】同シリーズ肉球クリームならこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする